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2008/11/14

サナギさん

Img108 施川ユウキ 著。週刊少年チャンピオンにて2004年連載開始、2008年完結。単行本全6巻。

 わりと天然で夢見がちなところのある望月サナギと、親友で毒舌系不思議少女の倉田マフユ。二人とその友人たちが繰り広げる日常は、ちょっとシュールで意外に難解、だけど思わずクスリと笑ってしまうような、ほのぼのしたものなんですよ。

 シュールギャグ4コマ。サナギさんのキャラがシュールというよりは、作者の思考がシュールなんでしょうね(褒め言葉) 時に鋭く真実をついていたり、解釈を考えさせられるものもあったりします。この世界観になじめるのなら、文句なく面白いと思いです。

 連載当初は、何でもアリだった前連載「がんばれ酢めし疑獄!!」に比べてネタの範囲が狭いせいか、苦労しているように見えました。「酢めし疑獄、サナギさん編」の方が良かったんじゃね? とか思っていた時期もあります。しかしながら話数を重ねるにつれ調子にのってきたようで、どんどんとネタの狭さを感じさせなくなり、独立した「サナギさん」として完結できたように思えました。毎週毎週、楽しく読ませていただきましたよ。

 他誌連載の「もずくウォーキング」や「12月生まれの少年」も面白いんですが、これらもサナギさんタイプの作品なので、また酢めし疑獄のようななんでもあり作品も読んでみたいなー、と期待しています。

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