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2008/11/06

金色のガッシュ!!

Img239 雷句誠 著。週刊少年サンデーにて2001年連載開始、2007年完結。全33巻。

 天才中学生、高嶺清麿の前に、ある日ガッシュ・ベルという記憶を失った子供が現れる。なんとガッシュは魔物の子であり、千年に一度の魔界の王を決める戦いに参加する、100人の子供のうちの一人だった。初めはただ巻き込まれていくだけの清麿とガッシュだったが、戦いを重ね仲間もでき、徐々にガッシュの心も固まっていく。

「私はやさしい王様になるのだ!」 ガッシュを魔界の王にするため、二人の戦いはつづく。

 そんな感じの、バトル漫画。ラストで赤い魔本が金色になるシーンなんて、連載当初から作者の頭の中にあったんだよなー、ここまで長かったよなー、きちんと完結してホント良かったよなー、とか思えて、感動もひとしおです。

 長期連載なのでもちろん不満もありますが、その一つは、ガッシュの兄、ゼオンのラスト。ファウード編ラストで一緒に終わりというのは正直さみしかったです。舞台を用意してあげたかった。

 もう一つは、最終回の流れ。最終回が魔界のエピローグなのはいいのですが、できることなら、その前の話をまるまる一話、人間界のエピローグにしてほしかった。そしてラストに魔界からの手紙が届いて、最終回に繋がる流れでいいじゃない。人間キャラのその後ももっと見たかったよ。単行本収録話数とかの問題もあるんでしょうが……。

 作者のサンデー本誌での連載はこれが初めてですが、その前にサンデースーパーにてニュータウンヒーローズという連載がありました。ですがその作品は、熱さを描こうとしているのはガッシュに通じるものがありましたが、キャラの魅力に乏しく、あまり面白くなかった覚えがあります。そのせいでガッシュ連載開始時はちょっと不安な部分もあったのですが、まったくの杞憂でほっとしたものでした。

 最後に蛇足ではありますが……。金色のガッシュは文句なく面白い作品ではありましたが、終了後の騒動は本当に残念でした。願わくば他出版社で全然かまわないので、また熱い作品を読ませてほしいと切に願います。そしていつかまた、小学館の雑誌で姿を見ることができれば、私にとってこんな幸せなことはありません。

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