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2008/11/27

ギャンブルッ!

Images 鹿賀ミツル 著。週刊少年サンデーにて2007年より連載中。単行本7巻まで以下続刊。

 時は近未来、ギャンブルが全面合法化された時代。小学生、京本マサルは、普段は常に愛想笑いをしているような子供だったが、ギャンブルに対する才能は恐ろしい物を持っていた。それは、ツキを見て、その流れを操作し、そして的確に相手を敗北に追いこむことができるというものだった。マサルはギャンブルに大敗して姿を消した父を捜しだすため、ギャンブル・バーリトゥードへの参加を決意する。

 まず最初に、私はどうしてもこの設定が好きになれないというか納得できませんでした。ギャンブルというのは複雑化、長期化すればするほど、人生経験というか大人の思考や精神が必要になってくると思うんですよね。なので、ギャグマンガならいざ知らず、シリアスなギャンブル漫画で小学生が大の大人たちを相手に勝利を重ねていくというのは、どうしてもリアリティが感じられませんでした。リアリティを出すためには大人のブレインをつければいいんですが、なんとブレインまで同級生。小学生が束になったところで、大人のギャンブラーには勝てないと思うんですが……。あとこの作者って、画はうまくないというか、大人はいいんですが子供を描くのが下手ですよね。あれ? この作品って確か、小学生が主人公のギャンブル漫画じゃなかったっけ……?

 と、まぁそんな感じの印象だったのですが、その部分さえ目をつぶれば実は非常に面白い作品だった、と気付くまでに時間がかかった作品でした。ちょっと意味が違うけど、作風にだまされた感じ? 一番好きなエピソードは、山小屋に監禁されて、ポーカーを利用して逃げ出すやつ。あれはマサルの凶人っぷりをかいま見せるエピソードとして、秀逸でした。

 ギャンブル・バーリトゥードもすでに準決勝と、実はクライマックスが近いのかもしれません。ギャンブルだけでそんなに話を長引かせるのも大変だろうし、決勝の相手は沢尻と見せかけて父親に勝った相手だったり? とか思っています。

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