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2008/11/01

ヘレンesp

Img008  木々津克久 著。週刊少年チャンピオン短期集中連載。前に短期連載を一度して、今回新たに4話掲載。2009年1月に単行本1巻刊行予定。

 事故で両親、視覚、聴覚、そして言葉を失ってしまった少女ヘレンは、リハビリの最中に普通の人には見えないものが見えたり、聞こえない声が聞こえたりという、不思議な力を手に入れる。

 そんなヘレンが、理解者件保護者の叔父や、espのおかげで心が通じ合うようになった盲導犬ヴィクターの助けを借りながら、精一杯生きていく、というお話です。

 そして問題の、今回の第3話。学校へ通うようになる話なのですが、ヘレンが熱を出して寝込んだ時に、学校の友達が何人もお見舞いに来てくれます。その中で花束を持ってきてくれた女の子が、花束がちょっと淋しかったからと、そうとは知らずにヘレンが育てていたチューリップ畑から少し拝借して、花束に加えました。だがそのチューリップは、ヘレンとヴィクターだけに見えるチューリップの精霊、オリンピアが宿っていた一輪。香りを嗅いでオリンピアを感じたヘレンでしたが、ヘレンの問いかけに、オリンピアは応えないのでした。

 ……あれ? これハッピーエンドじゃないよね? でも誰にも悪意はないよね? あれれ?

 という、なんとも悩ませるお話。いったいどういう意図で描かれたんだろう。ものすごく印象には残りました。

 作者はチャンピオンREDにて「フランケン・ふらん」という作品も連載中で、単行本1巻も発売中ですが、ちょっと様子見状態なので買っていません。ヘレンespの単行本は買うつもりですが、それ読んでから決めようかなー。

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