« ゲッチューまごころ便 | トップページ | APPLE »

2008/12/22

こうかふこうか

Img137 佐藤両々 著。まんがくらぶオリジナルにて2005年より連載中。単行本2巻まで以下続刊。

 ルックスもフツーだし仕事ぶりもフツー、見た目はごくごく一般的なOL、福沢幸花が他人と違う点と言えば、常軌を逸した不運の持ち主だということ。街を歩けば何かにぶつかり、仕事中でも流血は茶飯事。欲しい物は直前で売り切れ、気に入った持ち物はすぐ破損。もうツイていないというよりも、憑かれていると言った方が正しいくらい? 同僚の破壊魔、岩井恭介のせいでさらに不幸になったり、幸花と対極な幸運の持ち主、祝部千寿と対比されてさらに不幸になったりしますが、それでも幸花は持ち前のポジティブさで、今日も元気にどこかを怪我しています。

 不運コメディ4コマ。修学旅行は必ず雨とか、全体写真は必ず欠席して右上とか、そういうのをさらに大げさにした感じのよくあるパターンの作品だとは思います。タイトルは幸運なのか不運なのかわからないが、って感じの意味ですが、作品内ではあからさまに不運に偏っていますので、タイトルに偽りありです。幸花のポジティブシンキングが無ければ、そもそも作品として成り立たないと思います。

 基本的には面白いし、不幸なんだけど自分ではあまり不幸だと思っていない幸花の言動は、可愛いし守ってあげたいと思います。しかし、同僚の破壊魔岩井が、正直すごいイライラするキャラなのがネックです。岩井は悪意のない行動ですぐ色々なものを壊してしまい、その結果幸花にしわ寄せが行く、というパターンなのですが、いくら悪意がないとはいっても限度というものがあるわけで、自分の行動のうかつさを改めようとしない部分が本当にむかつきます。しかも、このままならきっと幸花と岩井はくっつくことになるんだろうなー、という流れが見え見えで、さらにむかつきます。あれ、なんで私、マンガ読みながらこんなむかついてるんだろう……?

 幸花と岩井がくっつくのはまぁ作品展開上仕方ないとしても、せめて岩井が行動を改めるよう努力する姿を見せてくれないと、正直もう読まなくていいかなー、と思ってしまいそうです。うーむ。

|

« ゲッチューまごころ便 | トップページ | APPLE »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ゲッチューまごころ便 | トップページ | APPLE »