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2008/12/30

ぼくらの戦国白球伝

Img142 魚住青時 著。週刊少年マガジンにて2005年~06年にかけて連載。全1巻完結。

 高校球児、吉田祐志は、雨の中でのカーブの練習中、雷の影響でなんと戦国時代、しかも織田信長の目の前にタイムスリップしてしまった。あまりの恐怖に吉田はカーブの握りのままボールを投げつけ、それを切り捨てようとした信長から偶然にも空振りを奪う。不審者として捕らえられた吉田は、信長に求められるまま野球についての説明をし、そして数日後――牢から出された吉田の前に現れたのは、そろいのユニフォームに身をつつんだ信長とその家来たちだった。「野球を制する者は天下を制す!」 ここに、天下布球の印を掲げた織田信長の、野球による天下穫りがはじまった。そして当然のことながら、吉田は否応なく巻き込まれていくのであった。

 戦国野球ギャグ。合戦のかわりに領地を賭けて野球の試合をしたりします。あれ、これって死人が出なくて平和的解決?(違います お市の方がマネージャーになったり、助っ人外国人と称して南蛮人が出てきたり、信玄と謙信が川中島の試合を行ったりと、野球と戦国時代、武将を知っていれば、あまりのおバカなミックス加減にとても笑えると思います。

 しかしながら、ストーリー的にはまだまだこれからというところで、あえなく打ち切られてしまったのがとても残念でした。最終回サブタイトルも「ワシらの戦はこれからじゃ」とかだったし。でもまぁ、確かにマガジンでうける絵柄ではないと思いますし、打ち切りとはいえ単行本も出してもらえたわけだし、まだマシなほうなのかなー。

 今回調べてて知ったのですが、作者は現在、アフタヌーンで連載中の競馬漫画「トライアルライド」の原作をやっているそうです。ストーリーだけの原作かネームまでやる原作かはわかりませんが、ぼくらの戦国白球伝はコマ割りとかはまぁ問題なかったので、ネームでの原作かもしれませんね。自分で漫画を書きながら原作もやる漫画家もいますし、次回作にも期待しています。

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