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2009/01/13

ポポ缶

Img166 いわさきまさかず 著。月刊コミックガオ!にて2002年~2004年にかけて連載、単行本全3巻完結。

 バカゲー好きな小泉ヤスハルが、限定品、残り1つ、という文句につられて、どんなジャンルかすらわからないまま買ってきたゲーム、山岸太一郎のRPG論。だがゲームを起動させると、なんとポポミと名乗る少女が、テレビの中から現実側に落ちてきた! 混乱し慌ててリセットを押そうとするヤスハルだったが、そこにポポミのハイキックが炸裂する。「人生ってのはそう簡単にはリセットできないのよ!」 聞けばポポミは、こちらの世界に存在するターゲットを倒すことでゲームクリアーとなり、ゲームの世界に戻れるのだと言う。それなら早くターゲットを倒しに行けとせっつくヤスハルだったが、当のポポミは缶ビールを飲みつつせんべいをたべつつヤスハルのことを勝手によしおと命名し、そして一向に冒険に出る様子はないのであった……。

 ゲームの中から美少女が! というお約束設定をやっておきながら、出てきたのは脳天気で傍若無人でだらしなくて冗談の過ぎるダメヒロインでしたー、というドタバタギャグ。ポポミの行動はそれなりに好意に基づいているので、行動自体に嫌悪感は残らず、おいおいもうちょっとヒロインらしい行動しろよー、とか笑いながら楽しく読めました。よしおの祖父やよしおの事が好きな千野ミコ、ポポミの仲間キャラのスティンガーZや敵となるひろポン、サイコなど、サブキャラもそれぞれ味があって面白かったです。

 絵柄は当初はまだあまり書き慣れていないらしく、女性キャラがどうしても筋肉質で太り気味に見えてしまうんですよね。ポポミがネタで裸エプロンとかするんですが、全然色っぽくない。ただそれも序盤だけで、2巻くらいからはフツーのぽっちゃりキャラという感じに落ち着き、問題なくなっています。どことなく吉崎観音を彷彿させる絵柄ですが、多分関係無いでしょう。

 作者のその後を全然知らず、今回調べていて知ったのですが、こないだまでアニメが放映されていた「ケメコデラックス!」が作者の次作だったんですね、全然気付いてませんでした。ポポ缶は好きだったし、次の機会に買いたいと思います。

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