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2009/01/16

ねこむすめ道草日記

Img168 いけ 著。月刊COMICリュウにて2008年より連載中、単行本1巻まで以下続刊。

 藤森商店に住み着く黒猫の黒菜は、実は妖怪、猫娘。普段は猫の姿でおばあさんの所にいますが、面白おかしいことが好きな黒菜はしょっちゅう人の姿に変化し、町のあちこちに散策に出かけます。黒菜のしっぽや耳に触ろうとする町の子供は苦手だけど、でもどうして触ろうとするんだろうと逆に疑問に思ったりも。すぐエロいことをしてくる河童や、説教くさい自称天狗の化けガラスなども住むこの町で、黒菜は今日も気の向くままに、あちらこちらへ道草中です。

 ほのぼの妖怪マンガ。世に妖怪が主人公のマンガなんて大量にあるわけですが、ここまでほのぼのとした日常を描いた妖怪マンガも少ないんじゃないかなー、と思います。雰囲気としてはとなりのトトロを妖怪側から見た感じとするのが近いんじゃないかと思うのですが、それはさすがに褒めすぎ? やや話の方向性が固まってないように見える部分もありますが、それでも十分に面白いレベルですし、しかも作者はこれがデビュー作だとのこと。たいしたものだと思います。

 ただ、作者もわざとそうしているのだとは思うのですが、1話に必ず1回はある黒菜のちょいエロシーンが、これって必要あるのかなー、と正直疑問です。黒菜は元々猫だしあっけらかんとしてるので、服に関しては隙だらけという設定の上でのパンチラとかは全然問題ないと思うのですが、そうでないちょいエロシーンでページとりすぎなんじゃないでしょうか。どうしても入れたいのなら、せめて1、2コマに納めるべきだと思います。あとタイトルが道草日記とあるわけですが、黒菜に目的地があるようには見えないので、道草というのも変な気がしました。妖怪としての長い人生(?)の、現在は道草中、って意味なのかなー? ただ、タイトルとしての「道草日記」という語感は、非常にいいと思いますけどね。

 人間社会に紛れ込む妖怪ということで、いくらでも重いテーマは転がっているわけですが、そのへんは軽く流す程度にして、今後もほのぼの路線でいってもらいたいと思います。

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