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2009/01/23

売ったれダイキチ!

Img177 原作・若桑一人、漫画・武村勇治。週刊少年サンデーにて2003年~04年にかけて連載、全4巻完結。

 天下一の商売人を目指すという心意気だけはあるが、知識と実力がまだまだ伴わない中学生、嵯峨野大吉。幼なじみの小倉あずきの祖母が経営する駄菓子屋が店を閉めると聞き、なんとか現状を打開しようとするが、やることなすこと空回り。だがそんな時、ダイキチは招き猫のモデルにもなったと自称する、齢800年の喋るネコ、ネコ先生(ダイキチ命名)と出会う。ダイキチよりもよっぽど商売のことを知っているが、もう人間と関わる気はないと協力をしぶるネコ先生からわずかなヒントをもらったダイキチは、回り道はしたものの見事駄菓子屋に客を取り戻し、同時に笑顔を取り戻すことに成功する。ネコ先生に一応認められたダイキチは、ネコ先生から商売のことを教わりつつ、商売による人助けをしていくのであった。

 ビジネスマンガ。ダイキチが商売に関するトラブルや事件に巻き込まれ、ネコ先生から色々な商売の法則を教えてもらいながら、それらを解決していく、という感じのお話。内容的には小中学生向けレベルであり、世の中こんなにうまくいかないよ? という見方もできますが、そこはそれ、あくまでこれはフィクションのマンガなのですから、マンガに適した表現方法だということで問題ないと思います。

 画は非常に私好みで、特に卵顔の女性キャラであるダイキチの姉や幼なじみのあずきがポイント高かったです。ストーリーとしては、世間的には評判の悪い松筑プロジェクト編も私は好きでしたし、ストーリー自体は最後まで楽しませてもらいましたが、登場人物の使い捨てが激しい点が不満でした。特に幼なじみという武器がありつつもあずきは後半出番無しですし、姉に至っては最初の数話以外はまったく出てこないという扱いのひどさ。商売マンガなのなら読者のニーズに応えた展開を!(言いがかり 魅力あるキャラは他にもたくさん出てくるのですが、それらを扱いきれなかったなー、というのが正直な感想です。でもホント、面白くて私は好きでしたよ。

 マンガ担当の武村勇治は、スピリッツで連載していたこれまた原作付きの「我が名は海師」の方が圧倒的に有名ですね。そして今回調べていて知ったのですが、現在は小学5年生及び6年生にて、「風の棋士ショウ」という将棋マンガを連載中だそうです。興味はありますが、ちょっと手に取るのは抵抗があるかなー、うーむ。

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