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2009/02/25

銀魂

Img225 空知英秋 著。週刊少年ジャンプにて2003年より連載中、単行本27巻まで以下続刊。

 江戸自体末期、天人(あまんと)と総称される異星人が江戸に襲来、危機を感じた侍たちは彼らを追い払おうと蜂起するも、弱腰となった幕府は天人との間に不平等条約を締結。幕府の実権は天人に握られ、攘夷志士たちのほとんどがお縄となり、廃刀令により真剣の所持も禁止され、侍という生き物とその魂は、もはや絶滅しかけていた。そんな中、恒道館道場の若き当主、志村新八は、よろず屋を営む坂田銀時という一人のちゃらけた侍に出会い、彼の「背筋をまっすぐ、魂を曲げずに」という生き様に感銘を受け、彼の元で侍の魂を学ぶことを決意する。

 SF+時代劇+人情物+ギャグ。鎖国していた日本に黒船の代わりに宇宙人が来た、という感じの設定で、そこで不遇な立場に置かれている侍をテーマとした作品。ギャグの中にシリアスが混じった話と、ギャグだけの話が入り交じっています。主人公は坂田銀時で、ふだんはふざけた調子の彼だが、やるときはやる、というオーソドックスなパターンですが、全般的にセリフが良く、名言と呼べるレベルのものがごろごろ出てくるのが特徴。大局をあえて見ず、自分の手の届く範囲だけをがむしゃらに護る、という主人公キャラじゃないと許されないようなやり方も、非常に好感は持てると思います。ただまぁ、連載開始当初はまさかこんなに続くとは思いませんでしたけどね。

 単行本でのぶっちゃけトークも、売れてなかったら単なる愚痴になってしまうところでしたが、かなり面白いです。このあたりは作中のセリフの良さも含め、作者の文章構成力がかなり高いんじゃないかと想像できます。ちょっと褒めすぎな気もしますが、1話1話に時間がかかる、濃いマンガであることは間違いないでしょう。

 週刊誌で6年目という長期連載となり、さすがに長編も多くなってきましたが、それでもまだまだ面白いですし、どこまでこのスタイルのまま突っ走れるのか今後も楽しみです。

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