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2009/02/11

護衛神エイト

Img203 吉崎観音 著。月刊少年ガンガン(当時は月2回発行)にて1996年~98年にかけて連載、全5巻完結。

 ハーバラ王国のファ・ミリア姫は、パズルを解くのが大好きで、しかもパズル道10段という腕前の持ち主。15歳の誕生日に差出人不明のプレゼントを受け取ったミリア姫は、それを立体パズルだと見抜き、見事完成させます。するとその瞬間パズルはバラバラとなり、なんと中からエイトと名乗る男の子が出てきました。ちょうどその時、スチール三姉弟がハーバラ城を強襲、流れ弾がミリア姫に迫ります。絶体絶命の瞬間、ミリア姫の命を救ったのは、なんとパズルから出てきたばかりのエイトでした。「ぼくがきみをまもる! そのためにうまれたんだもの!」ミリア姫に向かって言うエイトでしたが、それはこの世界そのものを揺るがす、大事件の始まりだったのです。

 バトルアクション+ギャグ。エイトはロボットであり人工知能なのですが、最初からフルスペックで作られるロボットには本来不要な成長機能という不確定要素を付けることで、来るべき敵に対抗できる可能性を残した、という感じのお約束設定付き。エイトという名前はナンバーであり、表面上のラスボスであるゼロをオリジナルとした8番目のレプリカ、という意味です。このようにチープであり王道な話なのですが、主人公であるエイトは人工知能をリセットされていて、熱血とかとはほど遠い子供っぽい性格になってしまっているため、子供向けの、ある意味おバカな作品と相成っています。

 吉崎観音といえば、古くはツインビーのコミカライズとかも描いていましたが、代表作はもう文句無しに「ケロロ軍曹」だと思います。そしてケロロの一番のポイントは、おバカな腹黒さだと思うんですよね。そしてエイトは、腹黒さの無い脳天気バカでありまして、そこが売れたケロロと売れなかったエイトの最大の差なんじゃないかなー、と勝手に思っています。

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