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2009/03/29

娘々花激団

Img267 前崎彬 著。コミックGENKi及びコミックニュータイプ(共にニュータイプ付録)にて1993年~96年にかけて連載、単行本全2巻完結。

 吉星百戯団の天才軽業師、娘々(にゃんにゃん)には、幼き日に団長に拾われた以前の自分のことを知りたいという夢があった。そんなある日、娘々は荷物の中にしまわれていた一つの宝石を見つけ出す。それは、幼き日に娘々が唯一持っていたものであり、廟会(寺の縁日)で出会った老爺に、この石はおまえさんの人生に深く関わっている、これと同じ石を4つ捜してごらん、と言われたものだった。満月にかざすと、中から五つの星が現れる宝石。娘々は百戯団に同行しながら、自分の過去を捜すため、残り4つの宝石を捜すのであった。

 中国を舞台とした冒険アクションファンタジー。上のあらすじは、第一話以前の設定、という感じですね。この後宝石泥棒を繰り返し、ようやく見つけた手がかりは……という感じで話は進んでいきます。そして一番語りたいラスト、最終章はちょっと衝撃、困惑の展開で始まるのですが、その締め方は非常に見事なものでした。見せ方をもうちょっと変えてくれればなー、と思う部分もあるのですが、でも読後感の良い、面白く読める作品でした。

 15年以上前の作品だけあってやや絵柄は古くさいですが、キャラは可愛いし動きもいいし、今でも十分通用すると思います。ところが残念ながら、作者はその後Gファンタジーで読み切りをいくつか描いたくらいで、2000年以降は活動の痕跡が見つからないんですよねー。もう漫画家は辞めてしまった可能性も高いですが、いつかまた作品に出会える日を気長に待ちたいと思います。

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コメント

今更ながらコメントします
僕もこの漫画好きでした。
一巻と二巻で少し絵の雰囲気が変わったような(娘々が成長したせいもあるだろうけど)
連載当時、掲載されてる雑誌も読んでましたが、単行本未収録の話もあったように思います。
絵も話も好きだっただけに、その後作者さんを全く見かけなくなったのは残念です

投稿: Q | 2010/06/23 19:13

はじめましてこんにちはー。この作品が好きというか、そもそも知ってる人があまりいないでしょうし、コメントもらえてすごい嬉しいです!(笑)
そして未収録話、ありましたかー。ならばぜひ完全版を……と思いますが、作者さんのその後もやはり不明のようですし、さすがに難しいですかねー。
実は名前を変えて活動中、とかだと嬉しいんですけどねー^^;

投稿: やの | 2010/06/26 23:02

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