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2009/03/27

GUN BLAZE WEST

Img265 和月伸宏 著。週刊少年ジャンプにて2000年~01年にかけて連載、単行本全3巻完結。

 時は19世紀、西部開拓時代。アメリカ合衆国イリノイ州ウィンストン村に住む9歳の少年、ビュー・バンズの夢は、ガンマンになって西部に出ることだった。そんなある日、ビューは西部から逃げ出してきて盗みを働いていたアウトロー、マーカス・ホーマーから、西の果てにあるガンマンやアウトローたちの約束の地、GUN BLAZE WESTの事を聞く。ビューは己の力を試すため、マーカスは今度こそ夢見たその地を目指すため。二人はそれぞれの理由でGUN BLAZE WESTを目指すことを決意し、特訓を始めるが、そのころ村には凶悪なアウトロー、ケンブラウン・ギャングの魔の手が迫っていた……。

 西部開拓時代を舞台にした、ガンアクション物。私は非常に好きな作品だったのですが、ものの見事に打ち切られてしまったという、本当に残念な作品でした。ジャンプのがっかり打ち切りトップ3に確実に入りますね。しかし打ち切られた理由に関しては、正直なところ、いくつか思い当たるものがあります。まず一つは、上記あらすじは全5話のプロローグであり、6話から始まる本編はこの5年後、ビュー14歳の時から始まる、という点です。私にとっては全然問題ではありませんが、客観的に考えてみれば、第1話からビュー14歳にして、主人公キャラを固定すべきだったんでしょうね。プロローグ部分はある程度連載が進んでから、よくある過去編として扱うべきだったんでしょう。そのためにはマーカスの扱いがちょっと変わるでしょうが、それくらいは問題ないと思いますし。もう一つは、ストーリーは少年の成長物語として王道なのに、ビューのライバルとなるキャラが出てこないんですよね。道中仲間となるウィルはライバルとしての側面もありますが、冷静な仲間という面の方が全然大きいですし。いまいち淡々とストーリーが進んでいく印象を受けるのは、そのせいもあるんじゃないかと思っています。プロローグは過去編として後回しにする、はっきりしたライバルキャラをつくりだす、この2点が加えれば、もっともっと面白くなったんじゃないかなー。まぁ、もちろん素人考えなんですけどね。

 作者の代表作と言えば、もう圧倒的に前作の「るろうに剣心」でしょう。しかしるろ剣以降は、このGBWもこの後の「武装連金」も打ち切られてしまっているという、ちょっと厳しい状態です。現在はジャンプスクエアにて人造人間(フランケンシュタイン)をテーマとした「エンバーミング」を連載中ですが、なんとか打ち切られることなく、続いていってほしいものです。そしていつか、このGUN BLAZE WESTをリスタートさせてくれないかなぁ……というのはさすがに夢見すぎでしょうか。

 夢見た場所(再連載)で待っている

 OK、フレンド!

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