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2009/03/30

さよなら絶望先生

Img268 久米田康治 著。週刊少年マガジンにて2005年より連載中、単行本16巻まで以下続刊。

 春、超ポジティブな高校生、風浦可符香は、登校中の桜並木で首つりをしようとしている男を見かける。可符香に言わせればそれは身長を伸ばそうとしていたのだが、首つりをしていた男の名は、糸色望(いとしき のぞむ)。物事すべてをネガティブに捉える、2年へ組の新担任教師であった。望と可符香は偶然教室で再開するが、可符香が望のフルネームをそうとは知らずに横書きに黒板に書いたことで、絶望と読めてしまうことをクラス全体に披露してしまう。いたたまれなくなった望はクラスから逃げ出してしまい、その日はもう帰ってこないのであった。

 学園ギャグ。上のあらすじは第1話のものです。毎回何か一つ以上のネタを用意し、それに対して絶望しつつ話を広げて落とす、というのが基本の流れ。ネタは風刺が圧倒的に多く、次いで楽屋ネタが多いのですが、楽屋ネタと言っても主に他の週刊少年誌連載作品、もしくは週刊少年誌連載作家を扱っているものが多いので、全然わからないということは少ないと思います。多段オチ(続けざまに落とす)や、多弾オチ(一コマでたくさん落とす)がよくあるのも特徴。

 こういった手法は、過去に週刊少年サンデーで連載していた「かってに改蔵」と同じなわけですが、このような一話完結方式のギャグマンガって、ストーリーマンガと違って毎週毎週ネタを考えなければならないのが非常に大変だと思うんですよね。しかし作者はそういった行為をもう何年も続けられているわけで、これはもう天才と言えるレベルなんじゃないかと私は思っています。

 そして私は小学館信者なわけですが、そんな天才、久米田康治をライバル誌に放出してしまったサンデー編集部に対しては、ホント絶望せざるをえませんよ……。雷句誠のこともあるし、もうちょっとサンデー編集部しっかりしてー。

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