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2009/04/24

BLACK LAGOON

Img296 広江礼威 著。月刊サンデーGXにて2001年より連載中、単行本8巻まで以下続刊。

 旭日重工勤務の会社員、岡島緑郎は、社命にて機密情報の入ったディスクを海路でボルネオに運ぶ途上、3人組の海賊の襲撃を受けディスクもろとも拉致されてしまう。ラグーン商会を名乗る海賊たち、ダッチ、レヴィ、ベニーの3人は、自分たちは単なる運び屋であり、緑郎の命運は彼の所属する旭日重工と、ラグーン商会に仕事を依頼したロシアン・マフィアとの話し合いの結果次第だと言うのだが、交渉は行われることすらなく決裂、緑郎の上司である旭日重工資材部部長、景山はプロの傭兵集団を雇い、緑郎もろともディスクを無かったこととすべく、ラグーン商会とその船、ブラック・ラグーン号を亡き者とせんとする。襲いかかる戦闘ヘリ相手に、改造してあるとはいえ単なる魚雷艇では勝負にならず、ブラック・ラグーン号は危機を迎える。だが絶体絶命のその時、会社に切り捨てられた事を理解した緑郎の機転でブラック・ラグーン号は戦闘ヘリに逆襲、見事勝利し、ディスクをロシアン・マフィアの元へと届けることに成功する。こうなってしまったからには仕方ないと、景山はロシアン・マフィアとの交渉のテーブルにつくことを承諾、緑郎を連れて帰ろうとするが、一度は自分を殺そうとした会社に戻る気にもなれず、緑郎はそれを拒否。名をロックと改め、ラグーン商会の一員としてこの地にとどまることを決意するのであった。

 そんな感じの、マフィアや犯罪シンジケート、殺し屋等がたくさん出てくるガンアクション。上記は読み切りだった第1話のあらすじで、この後ラグーン商会の一員となったロックが色々な事件に巻き込まれるわけですが、元一般人としての視点と思考、そしてその移り変わり等の表現が従来のガンアクションには無かったもので、物語のスパイスとして非常にきいていると思います。アクションも派手だし台詞もスラングを多用しててそれっぽいし、素人視点ではありますが非常に面白く読める作品です。

 注意すべき点としては、勧善懲悪ものではまったくないので、非人道的な表現や言動が多々あることでしょうか。残酷な描写もけっこうあります。日本編のラストとか、なかなかに強烈でした。双子編のラストでロックが見たものについては意見が色々別れているみたいですが、私は虐待の痕だと思うんだけどなー、どうなのかなー。

 連載開始から約7年とかなりの長期連載となっていますが、まだまだ全然面白いし、今後も楽しみにしています。ただ個人的には、そろそろ来るべき最終章? に向けて動き出してくれてもいいかなー、なんて思っています。だってこれだけ面白い作品の満を持しての最終章なら、きっと滅茶苦茶面白いですよ?

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