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2009/05/09

MEAN -遙かなる歌-

Img312 原作・長谷川裕一、作画・栗原一実、クリーチャーデザイン・矢野マサキ。Yahoo!コミック内ヒーロークロスラインにて、2007年~09年にかけて連載、単行本全3巻完結。

 半年前に起こったオルタレイション・バーストという謎の現象をきっかけに、この世界にはノッカーズと呼ばれる異能、異形の生物がはびこるようになった。だが高校生、有賀透の周囲は、クラスメイトの日暮夏鳴が人気アイドルのMEANに似ているということで盛り上がるくらい、まだまだ平和な毎日を送っていた。そんなある日、MEANのコンサートを見にいった透は、客席で夏鳴の親友、西表山音の姿を見かける。MEANと夏鳴が同一人物なのではという疑惑をさらに深めた透は、MEANに会うため楽屋へと忍び込むが、そこでハエ男と形容すべき怪物がMEANの控え室を襲おうとしているのを目撃してしまう。夏鳴と山音のピンチだと思い、叫びながらハエ男に飛びかかる透。その声に気付いて控え室から出てきたのは、透の予想通り、夏鳴と山音であった。山猫のような俊敏な動きを見せる山音と、聞いたことのない言語の歌から剣を作り出した夏鳴の前に、ハエ男はなすすべもなく倒されてしまう。そして夏鳴は驚く透に向かって、およそ1年後、自分が死んでしまうまでは、このことは黙っていて欲しいと言うのであった。

 そんな感じの、アイドル+ファンタジーバトルアクション。そもそもの流れは、ヒーロークロスラインという一種のシェアードワールド設定があり、それに乗っ取ったWebコミック作品群の一つとしてこの作品が開始された、というものでした。私は原作が長谷川裕一だからという理由で読んでいたので、オルタレイション・バーストとかノッカーズとかの専門用語に関してはあまりよくわかってませんが、異世界ファンタジーものの設定としては特別凝ったものでもありませんし、フツーに読む分にはまったく問題ありませんでしたね。

 絵はもちろん違いますがストーリーやサービスカットはバッチリ長谷川裕一という感じで、良い感じに盛り上がっていたのですが、マガジンZ休刊→ヒーロークロスライン一旦休止、という流れで、あえなく終了という形になってしまったのが残念でした。復活の場を捜しているということですが、シェアードワールド作品ということもあり、どう再開させるか非常に難しいところなんでしょうね。ヒーロークロスライン自体が復活してくれれば問題なさそうなんですけど、どうなのかなー。

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