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2009/05/17

グラップラー刃牙

8  板垣恵介 著。週刊少年チャンピオンにて1991年~99年にかけて連載、単行本全42巻完結。現在はその続々編である「範馬刃牙」を連載中。

 黒帯の猛者が集まる実践空手の大会を、若干17歳にして制覇してしまった少年、範馬刃牙。だが実は彼は、東京ドーム地下6階の隠された、武器の使用以外は全てを認めるという地下闘技場のチャンピオンなのであった。空手の大会に出たのは、次戦のために空手を知りたかったからであり、刃牙の流派は空手ではなくいわば範馬刃牙流格闘術。その目標は、地上最強になること……ではなく、地上最強の生物と謳われる彼の父親、オーガこと範馬勇次郎に勝つことであった。その戦闘力は素手で体重700キロの白熊を屠り、一国の軍隊を相手に一歩も引けをとらないという。母を殺した父を超えるため、刃牙は今日も強くなりつづけるのだ。

 格闘マンガ。ようは人間同士(例外含む)が戦う作品。その表現が常軌を逸している部分が多々あってネタとしてギャグマンガに例えられることもありますが、あくまで人間の肉体というベースは崩していない、リアルファイト系の格闘マンガです。特徴的な絵柄とキャラ、そして説得力があるんだかないんだかわからないが勢いはものすごい展開が受け入れられれば、格闘マンガとしても面白いですし、それをネタに笑うこともできるでしょう。異作ではありますが、傑作であることも間違いないと思います。

 グラップラー刃牙としては完結していますが、タイトルが変わっただけで話は延々続いており、「グラップラー刃牙」「バキ」「範馬刃牙」と今年でなんと連載18年目。現在は白亜紀から蘇った原人ピクル(これもすごい設定だよね……)と戦っている最中であり、どう決着がつくのか非常に見ものですが、勝てば残るは刃牙vs勇次郎を残すだけとなるでしょうから、展開的にもどうなるか注目です。個人的には、ピクル編に入って烈海王や愚地克巳には見せ場があったのに、愚地独歩や花山薫、渋川先生らの見せ場がまだだと思うので、最後にもう一度最大トーナメントをやったりしないかなー、と思っています。

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