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2009/05/29

学園創世 猫天!

Img331 岩原裕二 著。チャンピオンREDにて2006年~08年にかけて連載、単行本全5巻完結。

 全寮制の私立叉美学園には、生徒はネコを一匹だけ飼って良いという不思議な校則があった。新入生の早川ユミは、愛猫カンスケと共に学園にやってきたその日、突如現れたキツネの化け物、九十九一首に襲われてしまうが、その危機を救ってくれたのは、100年前の言い伝えを信じてこの学園を護っている、叉美学園生徒会の面々だった。彼らはこの地の守護者、双籠の姫に選ばれた者たちであり、対になるネコと揃うことで、それぞれ不思議な力が使うことができるのだ。だが九十九一首の卑劣な手に生徒会の面々が苦戦しているうちに、ユミとカンスケは再び危機に陥るが、そこに現れた双籠の姫によってユミとカンスケは力を与えられ、見事九十九一首の撃退に成功する。だがそれは、1000年前からこの地に続く因縁に、ユミとカンスケも巻き込まれることになることを意味するのであった……。

 そんな出だしの、ペアバトル。ユミの入学と同時にこの地に封印されていた化けネコ、火焔が復活し、双籠の守護者である生徒会の面々+ユミという7組が戦いを挑みます。双籠の守護者は本来6組で、7組目であるユミとカンスケはイレギュラーでありキーマンであるという形ですね。わりとオーソドックスなストーリーと展開で、それなりには面白かったのですが、飛び抜けたところが無かったせいか、正直あまり盛り上がらないまま終わってしまいました。なんというか、続きが早く読みたい、というワクワク感があまり無かったですね。小さくまとまりすぎ、という表現が近いかもしれません。

 作者の作品は、初期の「クーデルカ」が一番好きなのですが、どうにもそれを超える作品が出てこないなー、というのが正直なところです。現在はFellows!最新号にて「アレックス・ブラック」を連載開始。第1話としてはフツーに面白い感じですし、続きが気になる作品となるよう、期待しています。

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