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2009/05/25

海腹川背

Img327 山吹ショウマ 著。コミックバーガーにて1995年連載開始、同誌休刊に伴い第1部完。単行本1巻まで。

 豪華客船でウェイターをしていた潮路晃一は、ある日船内で密航していた女の子、海原川瀬を見つける。見逃して欲しいと言う川瀬に対し、晃一は食料を差し入れるなどして密航に協力することとなるが、そんなとき、船が巨大なオコゼのような怪物に襲われ、沈没してしまう。沈む船に巻き込まれ息がもたなくなり、死を覚悟した晃一だったが、そこになんと海中であるにも関わらず息をしている川瀬がやってきて、口移しで空気をもらうことでなんとか助けてもらう。どうして水の中でも息が、そう訪ねる晃一に対し、川瀬は昔からこうだったからわからない、と答えるのであった……。

 密かな人気を持つラバーリングアクションゲーム「海腹川背」のコミカライズ作品。主人公の名前がタイトルと同じではなく海原川瀬なのは、誤植ではなく意図的なものだと思います。ゲームの方には正直ストーリーはありませんでしたが、こちらでは川瀬さんは水の中でも息ができるという不思議な体質を持っていて、そんな川瀬さんを捕まえて研究しようとする四方津重工と、四方津重工に捕まっている父を助け出そうとする川瀬さんの戦い、というような肉付けがされています。

 絵もやわらかいタッチでキャラもかわいいし、ストーリーもご都合主義な部分はありますがそれなりに面白く、続きも期待していました。ところがコミックバーガー(現コミックバーズ)の休載に伴い第8話で第1部完となってしまい、単行本は6話まで収録された1巻以降出ることはなく、ちょーがっかりな結果となってしまいました。残念です。なお、この作品には外伝があり、そちらはスーパーファミコン版海腹川背の攻略本に掲載されています。晃一と川瀬さんが一緒に行動しているのでコミック版の後の話なんでしょうが、それ以上の時系列は不明。海中に眠る財宝とそれを守る古代海獣を巡るお話でした。

 作者のその後ですが、公式HPはまるっきり放置状態というわけでは無いようなので、生きているのだとは思いますが、漫画家を続けているのかどうかはちょっとわかりません。この作品を読む限り、コミカライズ作品でなくても十分いけると思いますし、いつかまた作品を読めたらなー、と思っています。

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