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2009/05/03

ハチミツとクローバー

Img195  羽海野チカ 著。CUTiE Comicにて2000年連載開始。掲載誌休刊にともないヤングユー、コーラスと渡り歩き、2006年完結。単行本全10巻。

 ボロアパートに住む美術大学2年生の竹本祐太は、ある日学校で、1年生の花本はぐみに出会い、自分でも気づかぬままに一目ぼれしてしまう。美術史の教師である花本修司の従兄妹であり、新鋭芸術家として脚光を浴びるほどの才能を持つはぐみと何度か接するうちに、竹本は将来のことを何も考えていない自分に焦りを感じていくが、はぐみもまた、自身の引っ込み思案な性格から、悩みを抱えているのだった。

 何度もアニメ化、ドラマ化されている、説明するまでもないほど有名な、美大を舞台にした青春群像劇。恋愛要素はそれなりにありますが、どちらかというと美大での日々を綴ったといった話の方が多いです。ちょっとオトナの真山先輩や、変人っぽい森田先輩、性格は子供だけど天才肌のはぐみらに囲まれた竹本の、青春ストーリーという感じですね。登場人物の心情描写が巧みで、読んでいてほろ苦い気持ちになれると思います。ラストも非常にほろ苦かったです。

 作者は現在ヤングアニマルにて「3月のライオン」を連載中。ハチクロも面白かったですが、私的にはこちらのほうが面白く、今後も楽しみにしています。

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