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2009/06/26

スケッチブック

Img360 小箱とたん 著。月刊コミックブレイドにて2002年より連載中、単行本6巻まで+出張版1巻まで、以下続刊。

 高校一年生、梶原空の趣味は、絵を書くこと。出かけるときはいつもスケッチブックを持っていき、心に入ってきた景色を、それに描き残すのです。そんな空が入部した美術部は、顧問の先生を筆頭に、先輩も同級生も個性的な人たちばかり。今日も空は美術部へ行き、絵を描いたり描かなかったりと、平和で、だけど刺激的な日常を過ごすのです。

 そんな感じの、美術部の面々を主人公とした日常4コマ。美術部をメインの舞台としていますが、部活動ネタは正直少ないです。なので、蒼樹うめ「ひだまりスケッチ」とは、似ているように見えて意外に違います。美術ネタももちろんありますが、どちらかといえばキャラの良さで持っている作品と言えるでしょうね。美術部という根本的な設定をあまり活かしていないにもかかわらず、キャラの良さで非常に面白いという、一風変わった作品と言えるでしょう。むしろ、ストーリー4コマでなく日常4コマなら、このほうがいいのかもしれませんね。言い過ぎ?

 この作品は今後もずっとこんな感じでいいとは思うのですが、作者の今後について、ちょっと不安な部分があります。それは、2006年~07年にかけてコミックブレイドMASAMUNEで連載していたストーリーギャグ「私は野球部マネージャー」(単行本「スコアブック」収録)が、正直今一歩というか、二、三歩な作品だったということです。なので、スケッチブックが終わった後の次の連載が、作者の漫画家としての本当の勝負になると思います。まだ先の話だとは思いますが、その時はぜひがんばってください。

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