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2009/07/31

○本の住人

Img395 kashmir 著。まんがタイムきららMAXにて2004年より連載中、単行本3巻まで以下続刊。

 蓼科のり子は、小学4年生。数年前に両親を亡くし、今は12歳離れた兄のいずみと2人で暮らしています。生活費は絵本作家としての兄の収入のみでなんとかやりくりしているのですが、兄の描く絵本は情操教育なんて見向きもしないような、よく言えば前衛的、悪く言えば発禁寸前のものばかりなので、売れ行きは今一歩。だけどのり子は覚えています。5歳の時に両親が死んで、茫然自失していたのり子を少しでも楽しませようと、兄はお話を考えるようになり、それが高じて絵本作家になったのだということを。だからのり子は敗けません。たとえ、大好きな兄がアニメやフィギュア、食玩が大好きというオタクな浪費家で、のり子のやりくりにもかかわらず、生活がどんどん苦しくなっていくのだとしても……。

 そんな設定のシュールギャグ4コマ。主人公ののり子が、変な兄や変なクラスメイトたちにふりまわされる、というのがパターンです。シュール系4コマにも色々ありますが、比較的シュール度の高い方ですので、合う合わないはけっこうあるかもしれません。かつ、萌え系ネタも多用しているため、さらに注意が必要です。クラスメイトにちーちゃんという(脳が)元気な子がいるのですが、実はこの子を主人公にすると、同作者の「百合星人ナオコサン」っぽくなってしまうんじゃないかというのは、言っちゃいけないお約束。ナオコサンに比べると、主人公のインパクトが少ないため印象には残りづらいですが、面白さではこれも負けてはいませんよ。

 そして今回、単行本表紙をスキャンするために、初めてオビを外したのですが……いやー、やられました。カバー裏をチェックするのはマンガ好きの常識だとは思いますが、まさかオビ裏にしかけがあるとは。かなりの衝撃です。しかし、2巻と3巻のオビ裏には何のしかけもありませんでした。どうせならずっとやってくれればいいのにー。

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