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2009/07/02

みなみけ

Img366 桜場コハル 著。週間ヤングマガジンにて2004年より連載中、単行本6巻まで以下続刊。

 長女で高校2年生の南春香は、一家の母親代わり。家事はなんでもおまかせですが、所帯じみてしまうのは仕方ありません。次女で中学2年生の南夏奈は、一家のトラブルメーカー。面白いと思うことを後先考えずにやってしまいますが、姉妹想いな一面も有り。三女で小学五年生の南千秋は、一家の影の支配者。末っ子ならではの素直な性格を持つ一方、我が儘さも併せ持っています。そんな南家三姉妹の、ほのぼの日常ストーリー。

「この物語は南家三姉妹の平凡な日常をたんたんと描くものです。過度な期待はしないでください」 というアオリ通りと言えば通りなんですが、平凡という言葉にはやや疑問が残る日常系ショートコメディ。ネタは確かに日常から拾ってきたものばかりですが、下地となる設定や人間関係等がやや平凡とは言えないと思います。もっとも、平凡なキャラで平凡なストーリーの話などわざわざ読みたくなるような物でもないでしょうし、そういう意味では別に不満はありませんけどね。

 ストーリーは有って無きが如しですし、ショートコメディ作品として何の不満もありませんが、絵柄に関してちょっと不満があります。一つは、表情を含めてリアル系の絵柄なのに、口だけはタマネギのような形というバランスの悪さ。ただしこの点は、オリジナリティーのある口の形ということで、もしかしたら美点なのかもしれません。もう一つは、キャラに動きが少なく、さらに背景も書き込みが極端に少なく白いこと。見開きで2ページを見たとき、背景が描いてあるコマの方が圧倒的に少ないです。ただしこの点は、それでも現状把握に問題が無いということで、もしかしたら可能な範囲でわざと背景を無くしているのかも? あれれ? 不満点を挙げているつもりなのに褒めてるような?

 えーと、その、あの……、そうそう、高校生、中学生、小学生の三姉妹に、それぞれの友だちが数人ずつ出てくるので意外にキャラが多く、ショートコメディということもあって出番のローテーションがなかなかまわってきません。私のお気に入りはチアキの友人、内田ユカなのですが、もっと、もっと出番を! いやまぁ、内田は比較的出番多い方ですけどね(聞いてない

 作者の前作「今日の5の2」も、リアル系、白い背景と似た感じではあるのですが、もっと絵柄が丸っこく、デフォルメされている感じなんですよね。みなみけの初期もそうだったのですが、今ではだいぶ違ってきてしまいました。その部分があるため、私はどうしても前作の方が好きですね。昨年アニメ化記念で今日の5の2の新作がヤンマガに載っていましたが、絵柄が今の物だったために、昔の方が良かったなー、と思ってしまいました。がっかり。

 そうは言いつつ、このみなみけもフツーに面白いので、たんたんと読み続けたいと思います。過度な期待はしませんよー。

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