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2009/08/05

あまいぞ!男吾

Img400 Moo.念平 著。コロコロコミックにて1986年~92年にかけて連載、単行本全16巻完結。

 一文字学園初等部に通う5年生、巴男吾は、毎日のように遅刻を繰り返し、授業中は昼寝、昼休みと放課後はケンカにあけくれるという、超問題児。だがその実体は、確かに頭は弱いが義理人情には厚く、弱きを助け強きをくじくドジでおっちょこちょいの熱血漢。空手3段の父と柔道2段の母、剣道初段の姉にしごかれ、鍛え上げられた心と身体を武器に、今日も自分の信じた道を、胸を張って進むのです。

 熱血痛快小学生ストーリー。体育以外の成績はからっきしの主人公、巴男吾の、子供だからこそとも言える純粋で真っ直ぐな生き様を、コメディータッチで描いた作品。最初は小学5年生で、その後中学生編、高校生教師編(高校生なのに教師になってしまう)と続いていくに従いテーマも微妙に変化はしますが、基本的には熱血痛快ストーリーで違いはありません。男吾の自分にまっすぐな生き様が読んでいて痛快な、見事な青春マンガでした。非常に面白かったです。

 これだけ面白い作品を描いたにもかかわらず、作者はその後正直言って鳴かず飛ばず。男吾と小学生編ヒロイン奥田姫子との間の子供、男児を主人公とした「だんじて!男児」という作品もあったのですが、編集部との確執があったらしく1話のみで終了と、運にも見放されてしまっている感じです。漫画家をやめてしまっているわけではないですし、またいつか、この作品のような痛快なマンガを読めればと思っています。

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