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2009/09/09

でじこのチャンピオンカップ劇場

Img436 コゲどんぼ(現在は こげどんぼ*) 著。週刊少年チャンピオンにて2001年~02年にかけて連載、単行本全1巻完結。

 将来の夢は大女優という、遠いデ・ジ・キャラット星の第一王女、でじこ。現在は地球に留学中であり、ゲーマーズでお手伝いをしながら生計を立てている彼女の趣味は、なんと地球征服。とは言っても口だけで、現実には何も行動を起こしていないのでしたが……。なんとここに、その手始めとして週刊少年チャンピオンを乗っ取るため、読者参加ページチャンピオンカップに堂々の宣戦布告! どうなる週刊少年チャンピオン! というか正気かでじこ!?

 言わずと知れたブロッコリーのイメージキャラクター、デ・ジ・キャラットを主人公とした、2ページギャグです。描いているのも、こげどんぼ*本人。週刊少年チャンピオンにてそれまでも存在していた読者参加ページ「チャンピオンカップ」を、上記のでじこがDJ風にお届けする、というスタイルにリニューアルさせたわけですが、その際に同時に掲載されていた作品です。ただし作品内でチャンピオン及びチャンピオンカップに触れることはまれで、単なるでじこやぷちこ、うさだにぴよこらが登場するショートギャグ、という感じでした。ところが、すでに完成しているキャラを使ったという点を考慮した上でも、作品自体のショートギャグとしてのレベルは高く、こうして一冊にまとまっていると、だらだら読むのには最高、という意外な評価の作品となりました。いやホント、だらだら読む分には面白いですよ。

 そんな内容なわけですが、それよりも注視すべきは、なぜ「週刊少年チャンピオン」に「デ・ジ・キャラット」を持ってきたのか、ということですよね。最近の週刊少年チャンピオンは、あきらかにヤンキーと萌えを両立させようとしている不可思議な雑誌になっているわけですが、今思えばその傾向は、この頃から顕著になってきたのかなー、という気がします。そもそも秋田書店とブロッコリーの関係が不明な以上、コラボ企画が通ってしまうということ自体も驚きなんですが、チャンピオンはこれで読者層を広げようとしたんでしょうかねぇ……。しかし、でじこがチャンピオンに出張っていたのは約1年半と短期だったわけですが、現在は萌え系作品が複数掲載されていること、かつ発行部数が減ってないらしいことを考えると、成功だったということなんでしょうね。いやいやいや、騙されてないか? 騙されたいんですよ!(聞いてない

 こげどんぼ*と言えば昔はイラストレーターという印象であり、代表作もこのデ・ジ・キャラットだったわけですが、現在は漫画家として「ぴたテン」や「かみちゃまかりん」が代表作と言えるでしょう。チャンピオンで描いたのはおそらくブロッコリー側からの依頼でしょうし、週刊少年チャンピオンに再登場することは無いとは思いますが、また作者によるショートギャグも読みたいなーと思うので、その際はぜひ秋田書店の他誌でよろしくお願いします。

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