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2009/09/29

1ねん3くみ桃ちゃん先生

Img457 ひな。 著。月刊少年エースにて2000年~01年にかけて連載、単行本全1巻完結。

 本日晴れて高校生となった栗本くん、期待に胸をときめかせながら校門をくぐると、そこには何故か幼稚園くらいの女の子が1人。こら、ここは高校だぞ。そう言いながら女の子を捕まえる栗本くんでしたが、なんと周りの先生や生徒たちは、皆そろって女の子に向かって「桃原先生」と朝の挨拶をしているのです。ちょうどそこに現れた、栗本くんの片思いの相手、柿崎さんまで、桃原先生、美人だもんね、なんて言う始末。もしかして、僕以外には普通に見えてるってことなのか? だけど何度目をこすってみても、栗本くんの担任となった桃原先生は、段ボールを足場に教壇に昇って授業をするという、幼稚園児にしか見えない先生なのでした……。

 そんな出だしの、1ページギャグ。2:8くらいの比率でラブコメ要素もあります。子供が先生、というネタは古今東西色々あるわけですが、その中の1パターンと言えるでしょう。栗本くんからすれば、桃原先生=桃ちゃん先生は見た目も言動も幼稚園児であり、ほっておけなくてついついかまってしまうのですが、栗本くん以外にはちゃんと大人に見えているらしく、あらぬ噂を色々立てられてしまう、というのが序盤の展開。だけど徐々にその設定は有名無実化していき、中盤以降は単なる幼稚園児先生に振り回される栗本くん、という感じになっていきます。とは言ってもやってることは変わらないので、読んでいる分には全然気になりませんけどね。主人公にだけはそう見えているんであって、実際には違う、という設定を逆手に取った、うまいロリコンマンガだと思いました(だいなし

 今回久しぶりに、「ちまちまぱぺっと」や「ぎょ!っとパライダイス」等の作者の古い作品をまとめて読んだのですが、一番面白かったのがこれでした。作者との出会いはもう覚えていないのですが、この作品が面白かったので他の作品も買った、ということかなー、と都合良く考えています。作者は一時期連載の空白期間があり、ちょっと不安な部分もあったのですが、現在は作風もほとんど変わることなく2作品を連載中と、ほっと一息です。今後とも読み続けますよー。

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