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2009/09/23

XBLADE

Img449 原作・イダタツヒコ、漫画・士貴智志。月刊少年シリウスにて2006年より連載中、単行本7巻まで以下続刊。

 4年前、突如東京を襲った大災厄。23区の半ばが破壊され、特に被害の大きかった都心部は現在も封鎖。死者行方不明者はあわせて200万人に達し、原因は未だ不明というその場から、たった一人生還した少年、杜咲春海は、物事すべてがスローモーションに見えるという、類い希なる動体視力を持っていた。だがそれ故に、格闘ゲームをしてもケンカをしても、動きが全て見えてしまって張り合いがない、という高校生活を送っていたが、ある日突然、一対多数という斬撃と銃撃のまっただ中に巻き込まれてしまう。人がばたばたと殺されていく風景を目にし、恐怖心と高揚感を同時に味わっていた春海は、その時手にした一振りの刀より出現した幻覚の少女、真名に心を奪われ、混乱の隙をついてその刀を持ち帰ってしまう。だが春海は、知らなかった。その刀こそは、人から刀を打つという外道の業によってつくられた刀、化性応身刀であり、彼の両親と妹を殺した、4年前の大災厄に繋がる物だということを……。

 そんな感じの、剣戟バトルアクション。出てくる化性応身刀、及びそのレプリカの二式はすべて人間(全部女性?)が変化した物であり、ペアバトル的要素も若干有ります。人はがんがん死ぬので、ちょっとグロい部分も有り。そして一番特筆すべきは、4年前の大災厄に至る過程を綴ったプロローグ的作品「BLADE」が存在している、ということでしょう。プロローグと言ってもそれは今作から見たらそうというだけであり、話は雑誌休刊に伴う連載終了ながらも一応完結しています。そして前作は作画ともにイダタツヒコであり、絵の緻密さでは圧倒的に今作の方が上なわけですが、話自体は私は前作の方が好きだったりします。というわけで私が今作に求めている一番のポイントは、生き残っている前作のキャラたちがどういう風に出てくるのかなー、ということ。すでに前作主人公ペアを含む重要人物のほとんどが出てきた感じですが、彼ら、彼女らが今後どういった立ち位置で春海と真名の物語に絡んでくるのか、非常に楽しみにしています。

 原作のイダタツヒコは、今作では原作ですが、自身でもフツーに作品を発表していて、現在はサンデーGXにて「星屑番外地」を連載中とのこと。以前連載していた「美女と野獣」という、これまたバトルアクション物は読んでいたのですが、GXの購読をやめたのと同時に読む機会が無くなってしまった、というのが現状です。これを機に、また読んでいこうかなー、と思っています。

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