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2009/10/04

電波の城

Img461 細野不二彦 著。ビッグコミックスピリッツにて2005年より連載中、単行本8巻まで以下続刊。

 所属タレントは0で借金も山のようにあるという、元敏腕マネージャー、鯨岡平助の事務所に、ある日1人の女性がやってくる。元サッポロFMのアナウンサーで、気象予報士の資格も持つという25歳の女性、天宮詩織から、これを使えば借金も返せるし道も開けるのではと元所属タレントの流出画像を渡された鯨岡は、こんなものを使って成り上がろうなどとは考えてもいない、と写真を破り捨てるが、それは実は天宮が鯨岡の人となりを判断するための仕掛けだった。こうして鯨岡のことを信義に篤い男として認めた天宮は、なんとその場で一千万円の小切手を出し、社長の鯨岡ごとこと事務所を買い上げると宣言。そしてオーナーとなった天宮が鯨岡へ伝える最初の仕事は、一週間以内にBSでもCSでもいいから、天宮のアナウンサーとしての仕事を取ってくる、というものであった……。

 そんな出だしの、テレビ局(=電波の城)を舞台としたストーリーマンガ。一見すると成り上がり系に見えますが、この後天宮はBS局のお天気お姉さんとなるが、実は彼女には隠された事実があり……という感じで話は進んでいくので、成り上がり系では無いことは確かだと思います。天宮の目的はトップキャスターになる、ということになっていますが、どうやら幼少時のある宗教法人が起こした事件の真実を暴く? みたいな目的が潜んでいるようですし、その点からも確かでしょう。と言っても本当のところはまだわかりませんし、そもそも物語はまだまだ途中なんでしょうから、今後どうなるのか、楽しみに読み続けたいと思います。

 あとこの作品には、もう1人の主人公という立ち位置で、テレビ局記者の谷口という男が出てくるのですが、この男がイマイチ天宮に絡んでこないんですよね。まったく絡んでないわけではないのですが、立ち位置的にはもっと絡んでもおかしくないと思うんですよ。おそらくは今後絡んでくるのでしょうが、それが一体どのような形でやってくるのか、その点も楽しみにしたいと思います。

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