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2009/10/28

みそララ

Img482 宮原るり 著。まんがタイムにて2006年より連載中、単行本3巻まで以下続刊。

 4年目のOL、麦田美苑の勤めていた会社は、ある日突然倒産してしまった。再就職先を捜さなければと思う美苑だったが、それと同時に自分が前の会社になんの未練もないということを認識してしまい、次はやりがいのある仕事をしたい、と彼女は考えるようになる。そんなとき、美苑は就職情報誌で、とあるデザイン会社の経理事務の募集要項を見かける。そういえば、4年前は競争が激しくてすぐ諦めてしまったけど、当時の自分はデザイン関係の仕事がしたかった。そのことを思い出した美苑は、勇気を振り絞ってそのデザイン会社、マース企画に応募。面接で社長に対し、事務をやりながら、デザインの勉強もしていけたら、と本心を打ち明けてみるが……。

 そんな出だしの、デザイン会社を舞台としたストーリー4コマ。上記あらすじ後、無事経理兼ライター見習いとして入社した美苑は、先輩だけど同い年のデザイナー、米原梨絵や、同じく先輩だけど年下の営業、粟屋真琴らと一緒に切磋琢磨しながら、少しずつ成長していく、という感じです。穀物娘(麦、米、粟)たちの仕事っぷりはなんだか見ていて文化祭のノリのようで、こんなに楽しくやれて、しかも結果もうまくいく事なんてそうそう無いよね、とは深く思いますが、そこはそれ、この作品はフィクションであるわけですから、最終的にはうまくいくということでまったく問題ないでしょう。ただまぁ、もうちょっとボツとかがあってもいいのかなー、とは思いますが。

 このブログだって、見方を変えればライターの真似事とも言えるのでしょうが、やはり一番大きな違いは他人からのボツが有るか無いかだと思うんですよね。そういう意味で、美苑のやっていることは間違いなくプロの仕事なんですから、たくさんのボツを乗り越えて完成させました、という表現がもうちょっとあればいいのになー、と個人的には思いました。逆に、意味は同じなんだけど言い回しを変えて印象を操作するネタとかは、すごい納得も共感もできて良かったですけどね。

 作者はフリーのライターだった時代もあるそうで、きっとその頃の経験を生かして描いているのが、この作品なんでしょう。個人的には女子高生たちのおバカなスクールライフを描いた「恋愛ラボ」の方が好きですが、この「みそララ」も問題なく面白い作品ですし、どちらも今後とも期待しています。

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