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2009/12/04

読もう! コミックビーム

Img518 桜玉吉 著。週刊ファミ通にて1998年より断続的に連載中、単行本はコミックビーム100号記念に出た画像のものと、タイトルを「4コマ漫玉日記」と変えて2009年に発売された全2巻が発売中。

 1995年、とある漫画雑誌が創刊された。オリジナリティに溢れた個性的な誌面はコアなファンを生んだが、知名度の低さからか販売部数は伸びず、創刊からおよそ3年後、コミックビームはいつ休刊してもおかしくない状態となっていた。だがそこで、一人の男が立ち上がる。彼は自分が持つ漫画家としての技術を利用し、同じ出版社から出ている業界最大手ゲーム情報誌で、コミックビームの宣伝4コマの連載をはじめたのだ。さぁ、きみも読もうコミックビーム! そこにビームがあるかぎり!

 上記の時代背景、経営状況等は私の想像であり、当たらずとも遠からずだと思ってはいますが、実際のところがわかりませんのであしからず。(前置き)

 コミックビームという雑誌がありまして、その宣伝の為にファミ通で連載されている4コマを集めたのが、この単行本です。初期はビームが売れてない、という自虐的なネタが多かったのですが、徐々にビームと関係が無い作者の日常をコメディタッチに描いたものになっていき、そして内容にかかわらず最後に無理矢理こじつけて「読もうコミックビーム!」と繋げるのがお約束。正直コミックビームの内容に関する宣伝にはまったくなっていませんが、毎回毎回「読もうコミックビーム!」と最後に叫ぶことにより、コミックビームという名前を覚えて貰う、ということを目的としているのでしょう。商品名をとにかく連呼するCM、という感じなんでしょうね。単純な日常4コマとしての面白さと、最後に「読もうコミックビーム!」に繋げる強引さが楽しい作品でした。

 そして私は、コミックビームは購読していた時期もあったのですが……森薫「エマ」が終わると同時に買うのをやめてしまいましたごめんなさい。志村貴子「放浪息子」や鈴木みそ「」等、面白い作品はまだありましたが、当時雑誌を買いすぎて読む時間が確保できなくなっていたので、その辺は単行本で読めばいいやとばっさりと切ってしまったんですよね。しかも森薫の新連載はビームではなかったので、今後も当分ビームを買うことは無さそうです。そしてこういう考え方こそが、「次の機会はもう無いかも! だから今すぐ読もうコミックビーム!」という感じで桜玉吉のネタになるんでしょう。

 このビーム100号記念の単行本は掲載順が時系列順になっていて、時代の移り変わりも見えて面白いのですが、つい最近出た「酸」「アルカリ」の2冊は、時系列順じゃないらしいんですよね。なのでちょっと買おうかどうか悩んでいます。時系列順にしてくれれば、ノータイムで買ったんだけどなー。

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