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2010/01/07

フタガミ☆ダブル

Img557 矢吹健太朗 著。週刊少年ジャンプ2010年05、06合併号掲載読み切り。

 ごくごく普通だと自分では思っていたし、その日までは実際その通りだった中学生、双神想介は、ある日背格好から服装まで何もかも自分そっくりの人間を見てしまう。さらに自分がいないはずの場所にいたと姉やクラスメイトたちから続けざまに言われ、彼はそれが自分で見てしまったら死ぬと言われているもう一人の自分、ドッペルゲンガーではないかと考えはじめる。ところがそこに、想介が密かに憧れていたクラスメイト、雨音結花が現れ、それはドッペルゲンガーの正体である幻人(イド)という残留思念の集合体であり、早く捕まえないと面倒なことになってしまうと言うのだったが……。

 そんな出だしの、学園オカルトコメディー。上記あらすじ通り、「ドッペルゲンガー」と「イド(自我)」というネタを合わせ、それをふくらませてつくったという感じのお話です。ドッペルゲンガーを見た者は死ぬ、というのは現実にある都市伝説ですが、それに対するオリジナルの答えも作中で示してあり、単にドッペルゲンガーという設定を流用しただけでなく、ネタとしてきちんと組み入れてあるな、という印象をうけました。作品設定としては使い回しが効くし、キャラも問題なしとすぐにでも連載できそうな勢いではありますが、そもそも作者は「BLACK CAT」や「ToLOVEる」と言った人気作を手がけていたわけですし、これくらいやってくれないと困る、というのが本当のところかもしれませんけどね。

 そして今回調べていて、離婚騒動のことを初めてちゃんと知りました。ToLOVEる連載終了時に妻がどーこーとかネタになっていたのをちらっと見た覚えはありますが、まさかこんな展開だったとは。どこまでが本当なのかとかはわかりませんが、こうして高評価の読み切りの発表もできたことですし、これからもぜひがんばってほしいと思います。

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