2009/03/16

ぬらりひょんの孫

Img253 椎橋寛 著。週刊少年ジャンプにて2008年より連載中、単行本3巻まで以下続刊。

 祖父である大妖怪、ぬらりひょんによって育てられた、妖怪の血を四分の一だけ継いでいる小学生、奴良リクオ。ずっと妖怪たちと共に暮らし、将来は祖父の後を継いで立派な妖怪の総大将になりたいと言っていた彼であったが、ある日同級生たちの発言から、妖怪とは悪いことをこそこそ考えたり、ドジだったり情けなかったりと、格好悪い存在なのだと考えるようになってしまい、ショックからその夜の会合での三代目襲名を拒否、その場から逃げ出してしまう。翌日、彼が普段乗っているバスがトンネルの崩落事故に遭い、仲の良い同級生が生き埋めになってしまったことを知ったリクオは、すぐさま妖怪たちを率いて助けに行こうとするが、人間に百鬼を率いらせるわけにはいかないと幹部妖怪に言われてしまう。だがその時、リクオの身体に四分の一流れる妖怪の血が覚醒、妖怪が百鬼を率いるなら文句はあるまいと言い放ち、リクオは崩落現場へと向かう。だがなんとこの事故は、リクオを殺し自分が三代目になろうと画策する妖怪、ガゴゼが起こしたものだった。妖怪と比べればはるかに弱い人間を殺して悦に浸るようなガゴゼを見て、リクオはそれならば自分が妖怪たちを率い、人間に仇なすような行為はやめさせてやると、覚悟を決める。だが妖怪の血を四分の一しか継いでいないリクオは、一日の四分の一しか妖怪になることはできず、しかも妖怪になっている間のことは、人間に戻ると忘れてしまっているのであった……。

 そんな感じの、妖怪マンガ。上のあらすじは本誌読み切り掲載時のもので、単行本では第1話。第2話以降が本連載で、この数年後、中学生になっているところからスタートです。妖怪同士のバトルもありますが、基本的には人間と妖怪、もしくは妖怪同士の共存をテーマとしており、ぜひともその路線&短いシリーズの積み重ねで話を続けていってほしいとおもいます。四国妖怪編は私にはちょっと長すぎでした。ただ、週刊連載ではネタを練る時間も足りないでしょうし、仕方ない部分もあるんでしょうけどねー。

 個人的に気になるのが、いずれ来るであろうリクオの正体がカナちゃんたちにバレる日のことですね。連載開始からちょうど1年が経つわけですが、今のところは打ち切られる様子も無いし、いつか描かれるであろうそのシリーズを楽しみにしています。

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