雑誌等に載ったマンガは、その後普通は単行本として刊行されますが、後から後から新しい単行本が発売される為、いずれ本屋から姿を消してしまいます。作品によってはその後、文庫版、ワイド版、愛蔵版、完全版等が発売され、再び本屋に並ぶようになるわけですが、その時たいてい、書き下ろし表紙だとか、コメントだとか、対談だとか、新しい形態の方でないと手に入れられない付加価値が付くのも普通です。そして私は、そういった風潮があまり好きではありません。
絶版扱いとなりもう買うことができない作品が、再び形を変えて発売される、という部分は問題ないと思いますし、私もそれを目的に買うことはあります。ただ、あきらかにファンに再び買わせることをターゲットとしたやり方は、好きではない、ということです。そして写真のヒカルの碁完全版は、これはあきらかにファンに再び買わせようとしてるだろう、と私には思えて仕方ありませんでした。
だいたい、完全版という言い方からして気に障ります。愛蔵版とか文庫版ならまだいいのですが、これが完全版ってことは、私が全部初版で持っている通常版は不完全版ってことですか? どういうこと?
言いがかりも甚だしいわけですし、文句あるなら買わなければいいわけなんですが、そういう不満を感じてしまうのも事実なわけですよこんちくしょー。シャーマンキングのように打ち切られた作品を完結させたのなら、完全版で全然問題ないと思うんですけどね……。
こういう風に思うのも、きっと私がそれだけヒカ碁を好きだったんだ、ということだと思うようにしています。ほったゆみの新作はまだかなぁ……というかもうジャンプには戻ってこれないのかなぁ……。
マンガ作品の復刻版を出すときは、完全版ではなく愛蔵版とかにしておけばいいんじゃないのかなー、というお話でした。
サイト内レビュー(ヒカルの碁)
そんなわけで、そのヒカ碁が過去に掲載されていた雑誌、週刊少年ジャンプの、今週号の短評です。
ONEPIECE(尾田栄一郎) ここにきて過去キャラたくさんってすごいなー。もうホント長いですが、最後まできっちりと読み続けたいと思います。
黒子のバスケ(藤巻忠俊) けしてつまらないわけではないのですが、色が揃ってた中学生編をやった方が、王道で良かったのでは? でも掲載順も早いし次回巻頭カラーのようですし、しばらく打ち切りは無いのかな。
バクマン(原作・大場つぐみ 漫画・小畑健) わりと王道でそれなりに面白いんですが、中高生の妄想を漫画にしてみました、というイメージがどうしてもぬぐえません。
SKET DANCE(篠原健太) シュールな部分が私は好きなのですが、ジャンプでこれだけ続くとは正直思っていませんでした。
アイシールド21(原作・稲垣理一郎、漫画・村田雄介) 好きだったので最後まで読み続けますし単行本も買いますが、アメリカ戦で終わりますように。
ブチカマシ(原作・猿一、漫画・藤野耕平) 読み切り。面白くなくはないのですが、ダンスって今流行ってるんですか?
いぬまるだしっ(大石浩二) 密かに大好き。バクマンの新妻エイジのセリフ「僕が嫌いなマンガをひとつ終わらせる権限をください」に対して「このマンガじゃないよねー」って返した回は最高でした。
ぬらりひょんの孫(椎橋寛) 四国妖怪編をどう終わらせるかで、今後が決まりそうですね。と言ってもすでに掲載順もだいぶ下がって、ピンチなわけですが。
魔神探偵脳噛ネウロ(松井優征) シックスはとてもじゃないけどサイを超えられてはいませんし、イレブンが再びサイとなってネウロの前に立ちふさがってくれるのを信じています。
アスクレピオス(内水融) 最終回。面白くするための手法をこれだけ色々使っていて、結果も出ていたと思うのに、こんなにあっさり打ち切りでは作者ももうどうしていいのかわからないのではないでしょうか。とても残念です。サイト内レビュー
HUNTER×HUNTER(富樫義博) 休載中。私は信者なので、今の掲載方式で一切不満はありません。
総評 いわゆる看板マンガのほとんどが、最初の頃は面白かったんだけど、今はなぁ……という感じです。しょんぼり。あと意外にジャンプのレビュー書いてなくて、びっくりです。